エミリー・ブラウニング( Emily Browning ) [エンジェル ウォーズ] (2011) のエレガント・シーン
遺産目当てで愛情の無い継父の思惑で精神病院へ送り込まれてしまったエミリー・ブラウニングが、ロボトミー手術の直前の一瞬の意識の中で自由のために同じような境遇の女子病院仲間を解放しようと奮闘するお話です。 ★★★☆☆ Emily Browning エミリー・ブラウニング ![]() |

■[エンジェル ウォーズ] Sucker Punch (2011) )


エミリー・ブラウニングとアビー・コーニッシュというオーストラリア美女優競演のめずらしい作品であり、ウォッチメン監督作品ということもあってかなり注目していたのですが、ついに先日鑑賞することができました。
日本のお寺風の建築物の中で、落ち武者が巨大化したモンスターとエミリー・ブラウニングが日本刀みたいなソードで闘うVFXシーンは圧巻でした。
エミリー・ブラウニングはかなり幼い感じをかもし出すメイクで、お人形さんのような容姿からは想像もつかないような身体能力を発揮します。この幻想の中は多重化されていて、エミリー・ブラウニングの戦闘イメージは、エミリー・ブラウニングの現実に近い幻想のダンス教室の中のダンスとして、先生や富豪らの前で演じているという設定となっています。
顧客に気に入られるためにダンスを練習するというのは、マリオン・コティヤール主演の[エコール](2004)みたいな感じです。
アビー・コーニッシュは最初にエミリー・ブラウニングと親しくなった病院仲間のジェナ・マローンの姉という設定で、最初はエミリー・ブラウニングに冷淡に接していますが、次第にエミリー・ブラウニングの脱出計画に協力するようになり、サブリーダー的な立場となります。
妹のジェナ・マローンもいっしょに脱出することはできず、エミリー・ブラウニングとアビー・コーニッシュが病院の建物外へと逃げ出すことができますが、施設外へ脱出するためには建物の外に居た数人の男たちの目をそらさなければなりません。
エミリー・ブラウニングは自らおとりとなって男たちの目の前に姿を現し、気をひきつけている間にアビー・コーニッシュは施設外への脱出に成功します。
バスに乗ろうとしたアビー・コーニッシュをうさんくさく警官が呼び止めますが、バスの運転手の機転でアビー・コーニッシュは救われます。バスに乗って病院のある街を去るアビー・コーニッシュの現実と、病院内でロボトミー手術を施術されてしまったエミリー・ブラウニングの現実の接点がどこにあるのか、ちょっとわかりにくかったですが、5人の女子の活躍に拍手を送りたくなる作品でした。
Emily Browning エミリー・ブラウニング

本作では
Abbie Cornish アビー・コーニッシュ


エミリー・ブラウニングが出演している作品のDVD・Blu-Ray情報
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映画 『エンジェル ウォーズ』 予告編 - YouTube